Webマーケティングの種類を知る
Webマーケティングは広範囲に情報を発信し、広告効果をすばやくもたらすことが期待されます。
ただ手軽に発信できるからこそ、きちんと高い効果をもたらすかどうかが重要になります。
極端な話、100万人に情報を発信できたとしても、顧客になってくれるのが100人程度では十分な効果とはいえないわけです。
だったら10万人に発信し、1万人の顧客を獲得した方がより効果的な手法となります。
これからの時代、Webマーケティングをいかにうまく活用するかがビジネスの勝敗を分けるといっても過言ではありません。
単にWebマーケティングを導入するだけでなく、自分達のビジネスに効果的な方法を選択する必要があります。
早速ですが、Webマーケティングの種類を見ていきましょう。
インターネットを利用した宣伝・広告
インターネットを利用した宣伝・広告ですが、その目的はやはり広範囲に情報を提供することです。
まずは商品やサービスの魅力を知ってもらわなければ意味がありませんから、基本情報を提供する目的で用いられます。
また、キャンペーンや割引き情報などリアルタイムの情報を提供する手段としての役割も担っています。
SEOとSEM
宣伝・広告と併せて活用する必要があるのがSEOとSEMです。
SEOとSEMは、自分達のサイトやブログにより多くのアクセスをもたらすための施策です。
”Search Engine Optimization” の略で、検索エンジン最適化を意味する言葉です。
検索結果でWebサイトがより多く露出されるために行う一連の取り組みのことをSEO対策と呼びます。
SEM
”Search Engine Marketing”の略で、検索エンジンマーケティングを意味する言葉です。
検索エンジンから、あるWEBサイトやランディングページに対して、訪問者を増やすためのマーケティング手法のことで、SEMの主なものとしてSEOとリスティング広告があります。
ほとんどの人はネットで情報を入手する際、グーグルなど検索エンジンを使用し、キーワードを活用して探しています。
つまり、キーワード検索をした際にできるだけ上位に検出された方がアクセス数が増えるわけです。
ある調査結果では、キーワード検索をした後に表示される検索結果のうち、2ページぐらいまでしかチェックしないというデータもあり、検索時の上位表示がいかに重要かがわかります。
こうした情報の発信力とアクセス数の増加がある程度達成できた場合には訪問者を顧客にするためのWEBマーケティングが求められます。
ログ解析
その際に役立つのがログ解析です。
訪れた人がどのサイトからやってきたのか、その人が他にどんなサイト、企業をチェックしているのかなどを解析し、より多くの人をひきつけるようなサイト作り、運営へと結びつけましょう。
メルマガ配信とWEBアンケート
こちらはすでにサービスを利用したことがある顧客、あるいはまだ顧客にはなっていないものの、関心を持ってくれている相手に対して効果的な手法です。
メルマガ配信を通してより情報をダイレクトに伝えることができる上、相手に「特別な情報を入手できている」との感覚を持たせることができます。
また、アンケート結果を活かしてサービスの向上、問題点の改善といった対策を行うことも可能です。
SNS運用・広告
TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSを自社で運用したり、広告配信する方法です。
企業イメージを損なわないよう注意が必要ですが、顧客からダイレクトに反応が返ってくることがだいご味です。
スピード感のある広告に向いていますが、効果を出すためには細かな運用管理が必要です。
このようなWebマーケティングの中から、自社の商品やサービスにあったものをうまく組み合わせて行っていきましょう。