ECサイトの訪問数を増やす
ECサイト運営をする上で効率よくユーザに訪問してもらうためにはどのようなことが必要なのかと考えることもあるでしょう。
ECサイトへの訪問の数は売上を大きく左右することとなるため、集客のポイントをしっかりと抑えておく必要があります。
ターゲットをしっかり見極める
サイトに誘導するためには、まず、自社の商品やサービスなどのターゲットをしっかり分析することです。
ターゲットを明確にせずに「誰かれ構わず買ってくれれば、それで良い」、という方向性では、例え売れたとしても継続的な売り上げに繋がるとはいえません。
このような場合、大半はたまたまあなたのサイトが目につき且つ提供する商品を欲していて、すぐに使いたいなどの緊急性があるといったような偶然が
重なった結果からの購入が殆どのため、ユーザの持続性がないからです。
多くの場合、万人受けは不可能だと理解していても、集客となると根本的な部分が抜け落ち忘れてしまっている人が多く存在します。
そこで、提供する商品は「どのユーザに買ってほしいのか?」もしくは「どのサービスをどのユーザに提供したいのか?」を明確にする必要があります。
ユーザを明らかにする場合、解析ツールなどでユーザの年齢や性別などを分析しサイトも要望のあるユーザに合わせてサイトを構成、更新していきます。
しっかりと情報提供ができているか
マーケティングをする上で、成功に近づけるためには取り扱っている商品やサービスを必要としているユーザ、または本人には意識のない潜在顧客を特定することです。
潜在顧客とは、本人は自覚や意識はないが、実は商品を使えば非常にメリットがあるのユーザのことを指します。
そういった潜在顧客を特定しそのユーザの需要と供給にあった情報を徹底的に発信することで売上の拡大や成功につながります。
例を挙げると審査をあえて低く設定した、クレジットカードの申込を増やしたいしたい場合、ターゲットとするユーザは今まででは所得が低く審査が通らなかったがために
クレジットカードを作れなかった主婦や学生などが対象ユーザとなります。
ターゲットが明確になれば、集客ポイントは主婦や学生の目に触れそうな方法や場所で「他社クレジットでは審査が通らなかった人でも通ります」といったメリットや
情報を発信することで申込の向上につながります。
このように全てのユーザに対し情報を発信し提供するよりも、はるかに効率よくコストパフォーマンスの高い集客が可能になります。
PDCAができているか?
効率よく集客するポイントの2つ目はPDCAのサイクルが実施できているかです。
PDCAとは「Plan=企画」「Do=実行」「Check=結果を把握し問題点を抽出する」「Action=問題点を解決して再度実行する」の頭文字を取ったものです。
必ず大きなビジネスでも最初からすぐに利益が上がるようなことはありません。
大半の場合は試行錯誤を行い徐々にビジネスのレベルを上げていくことでビジネス拡大などの成功へとつながります。
ビジネスを拡大していくためには、Plan(企画)とDo(実行)だけではなく、Check(結果を把握し問題点を抽出する)とAction(問題点を解決して再度実行する)も重要です。
ネットビジネスはリアルビジネスに比べ結果がとても分かりやすいといった特性を持っています。
例に挙げるとメールマーケティングの場合、送信メールが開封されたのか、商品リンクはクリックされたのかなどのメールを送信した後の経緯を知ることができます。
勿論、ユーザが商品の購入に至ったかどうかもです。
このように詳細に結果がわかるという点は、集客時に問題点の洗い出しができやすく明確に知ることができます。
問題点が明確化すれば検討違いすることなく的確に問題点から改善することができます。
そして、最終的には集客力や購入率を上げることに直結し利益につながります。
ECショップで集客を効率的行う場合に重要となるのが、単純にいくら売れたのかというだけではなく、集客ユーザ数、直帰率、離脱率、ページ離脱箇所などをしっかりと
分析ツールから分析しどの部分が売上を上げていく上でボトルネックを把握することが大切です。
ボトルネックを解消することで成果が現れ売上が上がり、ボトルネックを全て解決した時には売上も大きくなり大規模なネットショップが完成します。
集客施策を成功させるための基本
効率よく集客を成功させるための基本ポイントを2つまとめてみました。
有料ツールを使用し効率よく集客を全て行うのにはコスト的にも限界があります。
無料ツールの集客方法ではSEO対策など全て完全に行うのは難しいかもしれません。
このような問題はどんなサイトでも起こりうる課題です。
大切なのは優先順位をつけて実行していくことです。
またここでも紹介したはPDCAを実践していくことです。
例えどれだけ良い施策を実行しても効果が見えない場合、それは自社のECショップには不向きな方法で、
実は優先度が低いだけといったことなのかもしれません。
どれだけ良い施策でも運営するサイトに合わなければ意味がありません。
むしろ、時間とお金の無駄になるだけです。
施策に対して変に効果を期待するのではなく、自社のECサイトの施策に合っているかどうかの見極めを冷静にできることも今後、ビジネスを拡大していく上で
重要なポイントです。