商品構成と市場戦略

店舗運営をしていく中で、どの商品をどれくらい揃えるのかということは非常に重要な課題となります。

継続的に店舗を運営していきたいのであれば、ただ自分の好きな商品だけを売っていれば良いというわけにはいきません。

では、どんな商品やサービスを提供するのかを決める際に、あらかじめどのようなことを考慮する必要があるのでしょうか。

色んな商品をミックスさせる

まず一番始めに市場戦略を立てなければなりません。
店舗に求められているのは消費者の観点から物事を見て、消費者が購入したいものを揃えておくということです。

そこでオススメしたいのが商品ミックスという方法です。
これは商品ラインとアイテムの数量と組み合わせを最適に近い状態にしておくための管理のことを意味します。

商品ラインとはそれぞれが密接な関係を持っている商品群のことで、わかりやすく言うとカテゴリーと言い、商品の幅とも呼ばれます。

適切な商品数の確保

適切な商品数を確保するには、どのくらいの種類の品物を用意しておくべきなのでしょうか。
衣類であれば大きく分けて男性物、女性物、子供用、年配者用などがあるかもしれません。

アイテムとは一つの商品ラインにある個々の数のことで、商品の深さと呼ばれます。
それぞれの種類がどのくらいの量あるかということになります。

例えば男性ものであってもインナー、ジャケット、Tシャツ、パンツなどの種類がありますから、それぞれの商品をどのくらい入荷させるかは慎重に検討しなければなりません。
ある程度の種類や数量は過去の実績などによって推測することが可能です。

適切な在庫数と仕入れ予算を割り出すには、在庫を抱える上で重要な在庫高予算の適正数値を割り出す計算式と管理法の記事でも紹介しています。

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しかし一時的に流行しているものに関しては、売れる時期に入荷できるか、計画通り商品を捌くことができるかなどの要素によって仕入れ数の管理を行っていくことになるでしょう。

こうした事を行い価格を設定するためには、プライスライン計画を立てなければなりません。
この計画は、価格設定から仕入れまでの一連の流れのことを言います。

プライスゾーンとプライスライン

プライスゾーンとは価格帯を指し、5,000円~10,000円というように値段のゾーンです。
これに対し、プライスラインはプライスゾーンの中に設けられ、例えば、5,000円~10,000円のプライスゾーンの中であれば、7,800円と言う価格帯そのものを指します。

価格を設定する上で、プライスゾーンの中にプライスライン(価格帯)を細かく設定しすぎると消費者が購入までに悩み混乱させてしまう恐れがあるので、プライスラインを設定する際には注意が必要です。

プライスラインの決定方法

まずは運営している店舗にあったプライスラインを決めていきましょう。
この時に注意すべきなのは、ある程度の利益を損失しても顧客が納得できる価格を設定することです。

プライスラインを決定したら販売する商品とそのサイズや色などの要素を決定します。
この時に過去の実績があれば、より正確な予測が立てられるでしょう。

そして実際に、計画に沿って商品を仕入れることになります。

この一連の流れがプライスライン計画です。
店舗の品揃えを計画する際には、様々な要素をきちんと考慮してから決める必要があるのです。

商品管理と価格設定がきちんとしていれば、多少の誤算があったとしても問題なく切り抜けることができるでしょう。
商品の品揃えと構成をしっかり考えたうえで売上予測を立てましょう。